睡眠不足がもたらす恐ろしさ ~集中力が低下する~

こんにちは、Sタコンタです。

「睡眠不足で集中力が低下している気がする」
「寝不足だと集中力が散漫になっているように感じる」
「睡眠が十分にとれていないせいか、仕事のスピードが落ちたように感じる」など、
睡眠不足と集中力との関係について、
うっすらと感じていて、集中力が出ないことに悩まれている方も多いと思います。

そこで、本日は、睡眠不足は集中力を低下させるというはっきりとした根拠を列記してヤバイと感じていただき、
睡眠を十分にとらないとなと思ってもらえたらうれしいです。

皆さんの体感どおり、睡眠不足で集中力は低下します

アメリカで次のような実験が行われました。

実験内容
ボタンやパソコンの画面が光ったら、指定されたボタンを押して反応の正確さと速さを測ります。

対象の4グループ
①72時間(3日間)ずっと起きっぱなし
②毎晩4時間睡眠
③毎晩6時間睡眠
④毎晩8時間睡眠

結果1
①72時間ずっと起きてる②毎晩4時間睡眠③毎晩6時間睡眠の3つのグループはいずれも反応速度が遅くなった。
また、全く反応しなくなることもあった。

結果2
④の8時間睡眠は、ほぼ完ぺきな反応の正確さと速さを毎日示し続けた。

結果3
②の毎晩4時間睡眠は、6日目には24時間起きっぱなしと同程度のパフォーマンスの低下がみられた。

結果4
②の毎晩4時間睡眠は、11日目には48時間起きっぱなしと同程度のパフォーマンスになった。

結果5
③の6時間睡眠は、10日目には24時間起きっぱなしと同程度のパフォーマンスの低下がみられた。

恐ろしい結果ですね。

一般的に6時間睡眠をしている人たちはかなり多いと思いますが、10日続くとその日の反応は一晩徹夜したときの反応と変わらないというのですから。

ここからは私の推測ですが、
6時間睡眠が1ヶ月も続けば、何日も徹夜したときと同じようなパフォーマンスにまで低下しているでしょうね。

これが1年、2年とずっと続いていたとしたら・・・想像するのも怖いです・・・

集中力が低下しているので、自分を正しく評価できなくなる

上記実験では、実験を受けた人たちに自分のパフォーマンスがどれほど低下したと思うか?と質問をしています。

その結果は、①②③の3つのグループの人たち全てが自分のパフォーマンスの低下を過小評価したのです。

たとえるなら、ひどく酔っているのに「いや酔ってないし!」といってしまう酔っ払いのような感じです。

さらに恐いことに、慢性的に睡眠不足になっていると、低下している自分の状態やパフォーマンスに知らず知らずに慣れてしまい、これが普通の状態だと思ってしまうことです。

これは、つまり、睡眠不足がずっと続くと、パフォーマンスがどんどん下がり続けるとともに、自分に対する評価もどんどん下がってしまうということになります。

恐ろしいですね。
もちろん、自己評価が下がることとセットで、健康状態も悪化するのですから、もう踏んだり蹴ったりなわけです。

居眠り運転による交通事故のリスクが高くなる

居眠り運転による交通事故は、睡眠不足が死に直結するもっともリアルなものですよね。

先ほどの実験結果で、睡眠が足りていないグループの人たちは反応が全くない、というものを紹介しました。

これは、集中力が一瞬切れる現象であり「マイクロスリープ」と呼ばれています。

自覚がなく、ほんの数秒寝てしまう状態です。

マイクロスリープの間は、すべての知覚情報がシャットアウトされます。

もし、運転中にマイクロスリープになってしまったら、もちろん視覚情報も脳に入ってきませんので、恐ろしいことになります。

たとえば、車を時速50kmで運転している場合、2秒間で約28m進みます。

マイクロスリープで2秒間寝落ちしただけで、この28mの間で起こることには何も反応できないのです。

子供の急な飛び出しなどがあっても全く反応できません。

このように、人を殺してしまう場合もあるわけです。

自分が自爆するリスクだけではないのです。

ちなみに、日常的に睡眠時間が7時間未満の人がマイクロスリープの状態におちいります。

また、アメリカの調査結果では、睡眠時間が5時間未満になると自動車事故を起こす危険は3倍になり、睡眠時間4時間未満になると11.5倍にハネ上がります。

推測ですが、睡眠時間が短くなるほど、マイクロスリープの頻度が多くなり、1回当たりの秒数も長くなるからではないでしょうか。

睡眠不足で、飲酒したときと同じ状態になってしまう

オーストラリアで次のような実験が行われました。

実験内容
集中力を測定するテストをおこなう。

対象の2グループ
①法律で定められている血中アルコール濃度の基準値(以下※参照)になるまで飲酒する
②一晩中起きている

結果
①②はほぼ同じぐらいのパフォーマンスとなった。

要は、1滴もアルコールを飲んでいなくても、一晩徹夜するだけでアルコールを飲んだ状態と同じになるということです。

※余談です
ちなみに本文は「睡眠こそ最強の解決策である」という書籍をもとに書いています。
この書籍では、法律で定められている血中アルコール濃度の基準値が0.8%となっています。
これって0.08%の間違いだと思いつつ、あえて数値は書きませんでした。
血中アルコール濃度が0.4%を超えると昏睡、死亡ですからね・・・
いくら体格の良い人たちが多いオーストラリアといえど、0.8%はないかと。

まとめ

以上、睡眠不足がまねく集中力の低下をみてきました。

恐いですね。

睡眠不足が続くと、あきらかに集中力が低下し、低下した自分のパフォーマンスが当たり前と思うようになって、車を運転する場合はマイクロスリープにより単独事故だけでなく他人を殺してしまうリスクが高くなるというね。

もうこうれでもかというデメリットの嵐。

皆さん、本当に睡眠を十分にとっていきましょう。

8時間睡眠です!