自分の内面を苦もなく表現したいので語彙力UPに取り組んでいる話

こんにちは、Sタコンタです。

 

今日は、語彙力UPについて話をしたいと思います。

これまでは、私なりにいろいろな情報に触れていたつもりですが、

語彙力を上げていこうという考えは全くありませんでした。

語彙力大事というのは頭では分かっていたつもりでしたが、

「それなりに情報には触れているし、自分は語彙力が高いほう」と、

おかしなプライドが邪魔をして、何も努力はしてきませんでした。

 

ところが、当時読んでいた「教養の書」という本の中で、

語彙増強が大事ということが書かれておりました。

(もちろん、語彙以外にもいろいろと書かれております)

「たしかに!」と思わされ、

著者がおこなっている語彙力増強の方法を早速取り入れてみたものの、

途中で面倒になり、すぐにやらなくなっていました。

 

時は流れます。

そして、今度は、勝間和代さんによる語彙力の重要性に関する文書を読み、

今度こそ語彙力を上げると決意し、

今現在、地道に語彙を積み上げることができています。

詳細について以下に記していきます。

 

「教養の書」 第15章 大学に入っても、大人になっても語彙を増やすべし

戸田山和久教授による書籍「教養の書」の第15章から。

まず、語彙力UPに対する私の姿勢を以下の通り、一蹴されました。

「多くの学生の母語である日本語の場合、

語彙を意識的に増やそうとつねひごろ努力しているなどというひとはまずいない。

日本に暮らしていれば自然と増えてくると思っているみたいだ。

そんなオイシイ話はありません。」

 

そして、語彙を増やすべき理由を2つ教えてくれます。

語彙は社会階層と結びついている

どういう言葉を使うかで、そいつが属する社会階層がばれてしまう。

語彙は思考と結びついている

語彙が貧弱だと思考も貧弱になる。複雑なことをうまく考えられなくなる。

ぐうの音も出ない、とはこのこと。

語彙力を増やそうとしていない自分の愚かさに、恐怖を感じました。

 

勝間和代さんの話

今やYouTubeでもご活躍の勝間和代さん。

出所は失念してしまいましたが、

彼女が料理に例えて語彙力UPが大事であるという説明をされていました。

つまり、語彙は食材。話や思考がメニュー(料理)であるというわけです。

食材が豊富にあれば、それらを組み合わせてバラエティ豊かな料理がたくさん作れる。

一方、食材がたとえばじゃがいもと豚肉だけだったら、作れるメニュー数はぐっと減る。

わかりやすっ!

 

ツール・今やっていること

語彙力UPに近道はないそうです。

戸田山教授は「手作り単語帳」で、語彙力を増やそうされています。

自分が覚えておこうと思った言葉・表現を手書きで残しているわけです。

そこで、私も早速単語帳を買って記入し始めたのですが、

あまりにも知らない言葉や読めない言葉が多すぎて、

手書きで記入するのが面倒になってしまいました。

で、億劫になって挫折。

 

今は、Google Keepを使っています。

不明な言葉はネットで検索し、意味や読みを確認していますので、

そのままGoogle Keepにコピペします。

負担が少なくなり、現在も継続中です。

 

「後で調べよう」と思っていると、絶対にやらないことがわかっているので、

ポイントは、不明な言葉を見聞きしたら即調べる。都度都度。その場で。

この縛りは厳守しています。

とにかく、見て見ぬフリはしない。一つ一つ丁寧にすくい上げる。

いずれ壮大な語彙群が脳内に構築されることを夢見て、地道に積み上げていくしかありません。

なお、Google Keepの単語帳は、隙間時間を使って振り返りをしています。

 

効果

まずは、知らない言葉や読めない言葉があまりに多いことに気づけました。

「知らない言葉が多いということを知らない」状態から、

「知らない言葉が多いということを知っている」状態に成長しました。

つまり、「無知の無知」から「無知の知」への成長。

これだけでも、大きな効果です。

自分の視野が広がったわけですから。

 

また、自分の考えや想いをもっと的確に表現したいという思いが高まっています。

語彙が足りないから、考えや思いをすっと言葉にできないもどかしさ。

これを克服したいですね。

 

もし、語彙力をUPさせたいという欲求が生まれていなかったら、

今後も少ない語彙で狭い思考空間で生きていたんだろうな、

自分の考えや思いを上手く言葉にできないことにモヤモヤしてたんだろうな、

と思います。

 

まだまだ語彙力が足りなくて、このブログでも伝えたいことの半分も伝えきれていません。

しかし、今後も地道な言葉収集を継続して、

伝えたいことを苦もなく伝えられるレベルにまで自分を引き上げたいです。

以上です。